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情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ;Communications and Information network Association of Japan)によると、日本でも2008年6月に、異なるキャリア(通信事業者)間の携帯電話端末用充電器の共通化に向けて、ようやく動き出した模様です。
その内容は、2009年12月までに携帯電話充電器の標準化を終え、2010年にスタートする次世代携帯電話端末(3.9G )からの実現に備えるといわれています。
よく巷で「子供が持っている充電器で親の携帯電話を充電できない」や、「携帯電話を買い換えたけれど、以前の充電器を継続して利用できないので環境問題になる」といった声を聞きますが、そういったことが解決されそうです。
日本では2004年11月にNTTドコモが、2005年4月にはKDDIが、そして2007年6月にはソフトバンクモバイルが、同一キャリア内または同一通信方式内での充電器の共通化を既に始めていますが、当時の経済産業省のリチウムイオン蓄電池の技術基準策定等により、これまで充電器共通化計画が思うように進まなかったようです。
しかし2008年11月には、問題だった蓄電池の技術基準が施行され、2008年12月には、各キャリアの端末機器の充電器仕様公開を予定しているようです。
100円shopや家電量販店などに売られているような現在の第三者製充電器は、安全性に問題があると言われていますが、この充電器の仕様公開により、他メーカーが準拠製品を開発しやすく、また充電関連商品の流通も促進されるのが予想されます。
2009年12月までには、端末機器の充電器I/ F(インターフェイス;複数の装置を接続する際のコネクターの形状や電気信号の形式などを定めているもの)を共通化(標準化)する予定です。
候補として、標準USBやFirewire(ファイヤーワイヤー;IEEE1394)などいくつか上がっているようですが、供給電力が5V/1.8A(=9W)と高いMicro-USBが本命視されているようで、これは海外でも同じです。
OMTP(Open MobileTerminal Platform;2004年6月設立)によると、フィンランドのノキア、韓国のSamsung(サムソン/サムスンともいう)電子、LG電子、アメリカのモトローラ、Sony Ericsson(エリクソン)が参加して、このMicro-USBが世界共通使用になるだろうと目されているからです。(世界1位から5位までの携帯電話企業が全て合意したことになる)
日本では既にウィルコムが一部機種に採用済みということで、これが世界的に拡大すると、家電量販店などで、ずらっと陳列された数々の充電器を前に、圧倒されながらもパッケージ裏の対応表をひたすら目で追ってチェックするという事は、近い将来において笑い話になりそうです。
ところで、充電器にはAC(アダプター)式、USB接続式、シガーソケット(車載)式、バッテリー(電池交換)式、手動式があります。
中でもUSB携帯充電器は、PCのUSB端子に接続するだけで充電できるので、電圧の異なる海外などでとても重宝します。
データ通信(電話帳のCOPYなど)も充電と同時に出来るものもあり、またこのデータ通信機能を利用して、Wi-Fiが使えないエリアでノートPCに携帯電話を接続し、言ってみればアンテナ(携帯電話)とこの通信ケーブル(USB充電器)を使用して、Internetに接続することもできます。
他には、太陽光で充電するソーラーチャージャー(超小型でストラップサイズ)なるものも最近登場しているようです。
<日本の携帯電話充電器共通化に向けた動き>
2004年11月 NTTドコモが充電器を共通化
2005年4月 KDDIが充電器を共通化
2007年6月 ソフトバンクモバイルが充電器を共通化
2008年12月 各キャリアの充電器仕様を公開
2009年12月 充電器I/ F標準化完了
2010年 3.9G向け充電器実用化
(モバイル学科 TOKASHIKI)
日時: 2008年11月14日 15:10 | パーマリンク
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